全裸にされた美女ボクサー

 短い小説を書いて、シーンの落書きを作成し、Stable Diffusionに描画してもらい、加工して挿絵にする企画の七回目です。



 智美は追い詰められていた。美女姉妹ボクサーとしてやっと人気が出てきたと思っていたのに、所属していたボクシング団体の意向で、さらなるボクシング人気を高めるためにと、トップレスボクシングを提案されてしまった。

 それも白羽の矢がたったのは、智美自身ではなく、妹の明美だった。

 明美はボクシングの実力はそれほどでもないのだが、荒々しいボクサーの多い中で、可愛らしさが際立っており、どちらかといえば容姿で人気があるボクサーだ。だからこそ、トップレスボクサーとやらに選ばれたのかもしれないが、智美はとてもではないが、妹にそんなことをさせられるわけがないと思っていた。

「べつに明美だけがって言うわけじゃないのよ。トップレス軍団をつくってもらうとして、一番人気の明美に目立ってもらおうっていうだけだから」
「だめだ。妹にそんなことはさせられない」
「うーん、だったら智美がやってみる? だったら明美は参加しなくていいわよ」

 それは智美へのトップレスの誘いだった。ただ妹にトップレスなどやらせたくないが、智美だってやりたくはない。

「だめだ。そもそもトップレスボクサーというのがおかしい。ちゃんと実力で、お客さんを呼べるようにするべきだ」
「正論だけど、うちの団体はもうもたない。特効薬が必要なの。団体を助けると思って、なんとか明美を参加させてよ」

 実は智美は団体に恩がある。ここで断ってしまえば、恩知らずのそしりを受けるだろう。だがそもそも、智美には断るのが申し訳ないという思いがあった。他の人には理解できないし、説明することもできないが、ここまで頼まれてしまうと、智美に断るという選択肢はなかった。

「わかりました。でも明美はだめです。私がやります」
「やった。本当にありがとう。よろしくね」

 そうして智美は、トップレスでボクシングをやることを約束した。だが当日になると勇気がでず、智美はタンクトップを着て出場した。

 クールビューティ智美は、いつも通りに凛としている。

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「どういうつもり? 約束を破るの」
「ちがうんだ。そのっ、恥ずかしくて」

 トップレスを告知していたおかげで、しかもそれをやるのが智美だと宣伝したので、会場は満杯になっていた。いまさら智美のトップレスをやめることはできないし、むしろ約束をやぶったことに、社長は怒りに震えていた。

「あまりひどいことはしたくなかったけど、智美がそのつもりなら仕方がない。あなたたち、脱がすのよ」

 リング外から職員が上がってきて、あっという間に智美からタンクトップを奪ってしまった。智美がその気ならば、脱がされることなどなかったが、悪いことをしたという気持ちがあるせいで、抵抗はしなかった。

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「ふんっ、いい格好ね。それで負けたら覚悟するのね」
「くっ、こんな格好じゃ戦えない」

 隠したいという思いと、戦わなきゃだめだという思いで葛藤する智美だが、ゴングがなっても覚悟が決まらず、社長から一方的に攻撃を受けてしまう。

「隠すんじゃないわよ。ほらっ、顔面パンチからの、おっぱいパンチ」
「ぐふっ」

 一方的に攻撃されている智美は、まさしくサンドバッグになっていた。隠しておくべき乳房は丸見えで、にわかのファンを楽しませている。

「これでおわりよ」

 わずかに残っている慈悲なのか、社長は一ラウンドで智美を倒した。

「お前たち、智美に罰を与えなさい」

 テンカウントののち、再びリングに上がってきた職員たちに、トランクスまでも脱がされ、智美は全裸になってしまった。

 だが気絶している智美は、どこも隠すことができない。まさしくリングの上で、晒し者になっていた。

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「まったく。最初からトップレスだったなら、ここまでしなかったのに。罰として悪いけれど、智美と明美には、美人姉妹トップレスボクサーになってもらうから」

 社長は罰としてなどと言っているが、明美をトップレスにするのは、予定のうちだった。

 その頃、別の会場で、明美も試合を行っていた。

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「お姉さんが大事なんでしょ。なんでタンクトップを着てるのよ」
「ごめんなさい。恥ずかしくて」
「いいわ。だったら私たちが脱がしてあげる」

 リングにあがってきた職員たちの手で、明美もタンクトップを奪われてしまった。

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「きゃあ」
「隠さないで。そのまま戦うのよ。お姉さんがどうなってもいいの?」
「だめっ。お姉ちゃんは私が守るの!」

 必死になって恥ずかしさを我慢して、乳房をさらけ出す明美だったが、その努力の甲斐もなく、すでに智美は全裸で晒し者になっていた。




 今回はこういう画像などをもとにして、いろいろがんばりました。

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