教室の晒し者

 小説を書いて、シーンの落書きを描き、Stable Diffusionに描画してもらい、加工して挿絵にする企画の五回目です。

 今回はこんな画像から作成しました。

nakedstandgirl_base_small.png


「ねぇ、沙織。人として借りパクとか最悪じゃない?」
「違うの。私、忘れてただけで……」
「何回言った? 返してって三回は言ってるよ」
「ごめんなさい。つい忘れて」
「いい加減にして。そんなに欲しいなら買えばいいでしょ」

 沙織はふてくされた顔をしながら、殊勝な言葉を並べていた。反省していないのは明らかで、教室にいるクラスメート全員を敵にしてしまう。

「返さないなら、私はブラウスを借りるわ」
「私はスカート」
「だったら俺はブラジャーだ!」
「おいおい。こっちはパンティをもらうぜ」
「ちょっ、ふざけないで!」

 沙織は必死に抵抗するが、多勢に無勢で勝てなかった。無理やり抵抗もできたはずだが、制服や下着が破れてしまいそうで、思わず力を緩めたのが沙織の敗因だった。

「そこに立てよ」
「借りパクしてゴメンなさいでしょ」
「ほらっ、もう写真撮っちゃったよ。拡散されたくなければ、隠さないで」
「くっ」

nakedstandgirl02_small.png

「うわっ、エロい体してんじゃん」
「クラスのオナペット沙織誕生」
「うらやましい。沙織の裸は映えるねぇ」

(ぜっ、絶対に許さないんだから)

 だが全裸を撮影されてしまった沙織は、これからもクラスのオナペットとして、恥ずかしい姿を晒すことになってしまった。

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