『きたのじゅうにん』の女の子が露出しちゃう小説

　春香がエッチな放送をした次の登校日、智子たちはクラスメートに囲まれていた。「このリベリオンとかオレンジとか、智子たちだろ」「そんなわけないでしょ。なんで私たちが、こんなエッチな放送をしなくちゃならないのよ」　クラスの男子は配信した映像のスクリーンショットを撮影し、わざわざ智子たちに見せている。それは間違いなく本人だが、認めることなど絶対にあり得ない。「でも似てるだろ」「そんなこと言われても、私じ...

　時間になると、陽子が配信を開始した。そのタイミングに合わせて、智子が声を発する。「夜の配信、開始しまーす」『おっ、はじまったぜ』『リベリオンもキューティも、相変わらず可愛いね』『レアキャラのオレンジもみたいぞ』　撮影役なので、陽子はあまりでてこない。でもたまに見える陽子にも、固定ファンはついている。「今日のオレンジは忙しいのです。ほら、キューティもなにか言いなよ」「えっ、あのっ、こんばんは」『キ...

　衝立の陰で背中に手を回し、春香はブラのホックを外した。前は寝ぼけていて気が付かないという設定で脱がされたのに、今回は自分の意志で、隠れているとは言え、ブラを脱がなくてはならない。　やっていることは同じようなはずなのに、前よりも遥かにドキドキしてしまう。顔を真っ赤にしながらも、素直にブラを腕から抜くと、春香の形の良いおっぱいが、衝立の陰で露わになってしまった。「ブラジャーももらうわね」「あっ」　春...

　智子のアドリブのせいで、春香の緊張が高まっていた。とはいえそれはいい意味で、決して嫌な気分にはなっていない。春香が次は予定通りなのか、何をするのかと思っていたら、智子が予定外の指示を出してきた。「キューティ。衝立の上から顔をだすのも飽きたからね。こっちから顔を出してよ」「えっと、こうですか」　智子の指示は、衝立の横から、しかも下の方から顔をだせというものだった。簡単にいえば、横からのカメラにお尻...

　本当にそんなことをさせてもらえるのかと、春香はすぐに受け入れそうになってしまった。だがいまさらながら、自分から進んでこんなことをしているとは、絶対に思われたくはない。「いやよ。そんなこと、できるわけありません」「んー、でも誰にも見えないよ。見えないんだから、やってもよくない？」　見えないんだからやっても良いという理論は、今の春香には通じなかった。これで了承してしまえば、間違いなく変態の烙印を押さ...