『きたのじゅうにん』の女の子が露出しちゃう小説

　私はいつものように喫茶店で、適当な人に憑依しながら、ミックスジュースを楽しんでいた。『相変わらず、ここのミックスジュースは最高ね。おいしかった勢いで、美人を探しに行こうかしら』　飲み切ったので女から抜け出し、私はいつもの奥まった座席へと移動する。ここはほとんど人が来ないと言うのもあるが、長く私がいるせいで、勝手に本のページが捲れていくという都市伝説も残っている。　勢いよく美人探しに行こうと思った...

　美由紀に憑依していてわかったのは、美由紀が国語教師と言うことだった。授業も特に変わったところもなく、不安視していた露出もしていない。もしも胸やあそこを見せるような露出をしていたら、さっさと破滅させて終わっていただろう。『また授業なのね。肌を見せる露出をしていないのはいいけれど、どうやってエスカレートさせてあげようかな』　私の経験からすれば、美由紀は勇気の持てない露出好きだった。最初は恥ずかしいこ...

「ほら沙織。さっさと見せなさいよ。見せなかったら、わかるわよね？」　結衣が憑依したドス女が、いい感じに沙織を追い詰めてくれた。沙織は顔を真っ赤にしながら、スカートの裾をギュッと握りしめている。その姿にぐっときて、思わず露出するまで待ちたくなるけれど、私が脱ぐならこのタイミングのはずだ。「待って。これ以上沙織さんを苦しめないで」「だめよ。沙織には教室で裸になってもらうわ」「許してあげて。かわりに、そ...