category: 第一章 転落の空手少女 1/1
第一話 凛とした美少女
椿山高校にはアイドルがいる。とはいえ、テレビで歌って踊るような、アイドルという意味ではない。 女子空手部の『四方山 冬子』は、身長百七十センチと背の高いやせ形で、黒い髪をマッシュルームのようなショートカットに整えている。胸板は男子なみに厚く見えるが、それは大きな胸をさらしで押しつぶしているからというのは、誰でも知っている公然の秘密というものだった。 あまり表情を崩すことがなく、話し方や佇まいがク...
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第二話 弄ばれる冬子
冬子が気が付くと、ブレザーとワイシャツは脱がされ、上半身はさらしのみになっていた。だが下半身のスラックスは脱がされておらず、特に何をされた様子もない。 ただ女二人に両側から肩を押さえられている冬子は、跪かされ、後ろ手に縛られている。立ち上がることもできず、冬子に抵抗できる手段はなかった。「ヒーロー撃沈。助けに入った貴公子は、哀れにも囚われの身になってしまったのでしたとさ」「くっ、卑怯者め」「これ...
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第三話 負け犬の証明
冬子は足を開き、腰を突き出した姿勢のまま、何もできずに固まっていた。チヒロは恥ずかしそうに体を隠す冬子を見ながら、その程度で終わるはずなんてないのにと、諦めの悪い冬子に呆れていた。「負け犬の冬子ちゃんは、顔の横で両手でピースするのよ」 そんなことをすれば体を隠せない。なのにそんな姿を晒しながら、嬉しそうにピースをするなんてと、冬子は絶望で血の気が引いていった。「素直にやらないとって、まあいいわ。...
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第四話 橋の下の公開オナニー
チヒロは冬子を負け犬と認めさせたのに、まだまだ遊び足りなかった。最初に見た凛としたイケメン君は、すでにぼろぼろになっているのに、まだ満足していないのだ。「冬子。そこでオナニーしなさいよ」 さすがにそんなことを言われて、冷静でいられるはずもなかった。そもそも負け犬の儀式のせいで、冬子の肉体だけでなく、精神が痛めつけられている。「で、できません。そんなこと、絶対に許してください」「あらっ、逆らっちゃ...
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