『きたのじゅうにん』の女の子が露出しちゃう小説

第三十四話　布の向こうで素っ裸　春香は潤んだ目をしながら、智子を見つめていた。目で許してと訴えながらも、カメラの前でショーツを脱ぐという行為にドキドキしている。「そんな目で見てもだめよ。すぐにショーツを脱がないと、衝立がどっかに移動するかもよ」「待って。脱ぎ、ますから」　春香は布から体を離すと、サヤカに背中を向け、つまりカメラから見れば横をむくようにして、ショーツを脱ぎ始めた。さすがにどうやったと...

　生着替えと聞いて、チャットが盛り上がっていた。「んーっと、グレープ。あっちの衝立を持ってきてくれる」「りょーかい」　今回準備した衝立は、以前のようにしっかりしたものではない。ポールを二本立てた間に、布を張っているような、たよりない感じの衝立だった。「はい。これでいいよね」　カメラの真ん前に衝立が置かれると、それは意外に大きく見えた。けれど実際に春香が立って確認してみると、肩から膝が隠れるくらいの...

　美音は優子が気絶しているうちに、元のワンピースへと着替えさせていた。ただ一人で着替えは難しかったので、沙耶にも手伝ってもらっている。本来ならば、優子自身で服を着る予定だったのだが、気絶してしまったせいで、沙耶にまで間近で全裸を見られていた。　ただそれは、まだ露出に慣れていない優子には、ちょっと刺激が強すぎる。だから美音が一人で服を着させたことにして、沙耶のことは話さなかった。その際、露出に慣れて...

　衝立の陰で背中に手を回し、春香はブラのホックを外した。前は寝ぼけていて気が付かないという設定で脱がされたのに、今回は自分の意志で、隠れているとは言え、ブラを脱がなくてはならない。　やっていることは同じようなはずなのに、前よりも遥かにドキドキしてしまう。顔を真っ赤にしながらも、素直にブラを腕から抜くと、春香の形の良いおっぱいが、衝立の陰で露わになってしまった。「ブラジャーももらうわね」「あっ」　春...

　時間になると、陽子が配信を開始した。そのタイミングに合わせて、智子が声を発する。「夜の配信、開始しまーす」『おっ、はじまったぜ』『リベリオンもキューティも、相変わらず可愛いね』『レアキャラのオレンジもみたいぞ』　撮影役なので、陽子はあまりでてこない。でもたまに見える陽子にも、固定ファンはついている。「今日のオレンジは忙しいのです。ほら、キューティもなにか言いなよ」「えっ、あのっ、こんばんは」『キ...